「信仰年」にぴったりの書物


十字を切る

晴佐久昌英/著

女子パウロ会

発行年月
2012年10月

販売価格
1,365円

本の内容

クリスチャンが、「父と子と聖霊の御名によって、アーメン」と、わが身に刻む十字のしるし。この短い祈りのすべてを解き明かす。

目次

十字の祈りとは
十字の切り方
十字を切るのはこんなとき
「父と」—親の愛によって子を生む天の父
「子と」—親の愛によって生まれた神の子
「聖霊の」—親子を結ぶ親心
「み名によって」—父と子と聖霊の交わりに入る
「アーメン」—まことの親への全面的な同意
十字架と復活
今ここを天国に
ISBN
978-4-7896-0716-2


ここで、一節を書き写します。


「十字の祈りがもたらす救いは、あらゆる人を救う本物の救いです。すぐに消えてしまうような、この世の救いではありません。『病気が治ってうれしい』というのはこの世の救いのことですが、十字の祈りを信じて救われた人はこう言います。
『病気が治っても治らなくても、神に愛されていることに感謝し、試練を神のみ心として受け入れ、永遠の命を信じて、希望のうちに今このときを生きる』。
この不安な時代、困難な現実の中で、だれもが救いを求めています。しかし、この世の救いは物質的、相対的、一時的なもので、決して真の幸いをもたらさないことをだれもが知っています。今、求められているのは、もっと霊的で、普遍的で、永遠なる救いなのではないでしょうか。」(6頁)

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